ブランド腕時計バイヤーの
いのえー です。
今日は...
パネライの
ルミノール クロノ / PAM00072を紹介します!
エルプリ搭載のパネライの中では比較的よく見かけるのがPAM00072(とはいえ希少)
PAM00072についてはレビュー動画を撮影したのでぜひ。
【目次です】
0:00 ごあいさつ
1:20 ざっくり見てみる
2:28 詳しく見てみる
3:48 パネライカスタムのエルプリメロを堪能する
5:20 今後ゼニパネ出ないであろう大人の事情
6:34 時間調整、日付調整のやり方
10:05 クロノグラフを動かしてみる
13:20 まとめ
パネライのPAM00072は、2000年から2003年頃までという極めて短い期間のみ生産された、ゼニス社の傑作ムーブメントであるエル・プリメロを搭載する希少な自動巻きクロノグラフです。リシュモングループ傘下となった初期のパネライにおいて、自社製ムーブメント以前のハイエンド・ラインを支えた戦略的モデルであり、毎時36,000振動を誇るキャリバーOP IVを内蔵しています。このキャリバーは、ゼニスのキャリバー400をベースに、パネライが独自のデザインを施したローターを組み込み、COSC公認クロノメーター認定を受けた仕様となっています。
外装面では、パネライ特有の屈強なリューズガードを備えつつ、ケース径を40mmに抑えることで、当時の主流であった44mm径よりも装着感に配慮した設計がなされました。ケース素材には軽量かつ高耐食性を持つチタンが採用されていますが、ベゼルやブレスレットの中駒、リューズガードのレバー部分にポリッシュ仕上げのステンレススチールを組み合わせたコンビネーション仕様となっており、チタン特有のグレーの色調に鮮やかな光沢がアクセントを加えているのが特徴です。
文字盤は3カウンター式のブラックダイヤルで、4時と5時の間に日付窓が配置されています。細部の仕様変更として、インデックス外周のミニッツマーカーの刻みが1分単位の前期型と、より細かく刻まれた後期型が存在することも、このリファレンスの専門的な見所の一つです。当時のロレックス デイトナ16520と同様に、供給元の制限により生産終了を余儀なくされた歴史的背景を含め、パネライのヘリテージにおいて特別な地位を占める個体といえます。
購入時及び売却時の注意点
PAM00072は、チタンとステンレススチールを組み合わせた複雑な外装構造を持つため、研磨による形状崩れや仕上げの差異に注意が必要です。特にブレスレットのサテンとポリッシュの境目が曖昧になっている個体は、中古市場での評価が下がる傾向にあります。内部に関しては、エル・プリメロ特有の高振動ゆえに油の揮発が早く、定期的なメンテナンスを怠るとパーツの摩耗が進みやすいため、買取時にはオーバーホール証明書の有無が査定額に大きく影響します。また、このモデルはブレスレット単体の入手が困難なため、フルコマが揃っているか、純正のダブルバックルが機能しているかも、売却時の重要なチェックポイントとなります。
今日は
パネライのルミノール クロノ
を紹介してみました。
それでは、また次回の商品紹介でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この時計についての補足・指摘
誤りの指摘や仕様違い、年代情報などがあればぜひお寄せください。内容は確認のうえ反映します。
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