ブランド腕時計バイヤーの
いのえー です。
今日は...
ゼニスの
デファイ クロノ / 95.9000.9004/78.R582を紹介します!
ゼニス デファイ エル・プリメロ 21 Ref.95.9000.9004は、
エル・プリメロの思想である「高振動」を、現代技術で極限まで推し進めた
ゼニスを代表する革新的クロノグラフです。
伝統的なエル・プリメロ搭載機とは一線を画し、
ゼニスが“いま何を作れるのか”を明確に示したモデルと言えるでしょう。
ケース径は 44mm。
デファイ・コレクション特有の多角形ベゼルとシャープなケースラインにより、
大型ながらも視覚的には引き締まった印象を与えます。
ケース素材には軽量なチタンを採用し、
見た目のボリュームに反して装着感は軽快です。
防水性能は 100m を確保しており、
先進的な外観に反して実用性もしっかりと考慮されています。
ダイヤルはオープンワーク仕様となっており、
ムーブメントの構造そのものがデザインとして表現されています。
時刻表示とクロノグラフ表示は明確に分離され、
複雑な構造でありながら視認性が損なわれない点は、
ゼニスらしい設計思想を感じさせます。
搭載されるムーブメントは エル・プリメロ Cal.9004。
このムーブメント最大の特徴は、
時刻用とクロノグラフ用に2つの独立した調速機構を持つ点にあります。
時刻表示側は毎時36,000振動(5Hz)で安定して駆動し、
クロノグラフ側は毎時360,000振動(50Hz)という
桁違いの高振動で動作します。
これによりクロノグラフは 1/100秒計測を可能とし、
センター針が1秒で1回転する独特の表示を実現しています。
クロノグラフ作動時のパワーリザーブは約 50分、
時刻表示側は約 50時間。
ダイヤル上にはクロノグラフ用のパワーリザーブ表示が設けられ、
高振動クロノグラフという特殊な機構を
ユーザーが直感的に把握できる構成となっています。
本リファレンス 95.9000.9004/78.R582 は、
ブラックのレザーストラップ仕様。
チタンケースと組み合わせることで、
スポーティさの中に落ち着いた質感が加わり、
ブレスレット仕様とは異なる引き締まった印象を与えます。
デファイの先鋭的なデザインを、
より日常使いしやすい方向へ寄せた仕様と言えるでしょう。
デファイ エル・プリメロ 21 は、
1969年のCal.400系エル・プリメロから続く
「高振動クロノグラフ」という系譜を、
21世紀的な解釈で再定義したモデルです。
エル・プリメロ搭載機を体系的に眺めたとき、
伝統と革新の両極を示す存在として、
必ず触れておくべき一本と言えるでしょう。
今日は
ゼニスのデファイ クロノ
を紹介してみました。
それでは、また次回の商品紹介でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この時計についての補足・指摘
誤りの指摘や仕様違い、年代情報などがあればぜひお寄せください。内容は確認のうえ反映します。
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