こんにちは!
ブランド腕時計バイヤーの
いのえー です。
今日は...

ユリスナルダンの
クロノグラフ / 421-22を紹介します!
このモデルの心臓部であるムーブメントについて、歴史や仕組みをより詳しく知りたい方は、エル・プリメロ完全ガイド:伝説と呼ばれる理由と歴代キャリバー解説をご覧ください。

ユリス・ナルダン Ref. 421-22 は、1980年代後半に製作された自動巻クロノグラフモデルです。
本モデル最大の特徴は、1969年に発表された名機 Cal.3019 PHC(通称エル・プリメロ) を搭載している点にあります。

Cal.3019 PHC は、ゼニスとMovadoにより共同開発された、世界初の高振動(36,000振動/時)自動巻クロノグラフムーブメントです。
後年登場する400系以降の「エル・プリメロ系キャリバー」の原点にあたる存在であり、本キャリバーそのものがエル・プリメロと呼ばれる初代ムーブメントです。

ケースは18Kイエローゴールド製、ケース径は約37mm。現代的な大型クロノグラフとは異なり、クラシカルで端正なプロポーションを備えています。ホワイトダイヤルにブルーのサブダイヤルを組み合わせた配色は視認性に優れ、落ち着いた印象を与えます。

また、本モデルはサファイアクリスタル製シースルーバックを採用しており、Cal.3019 PHC の構造美を視覚的にも楽しむことができます。当時としては比較的珍しい仕様であり、ムーブメントを重視する設計思想がうかがえます。

Ref. 421-22 は生産数が少なく市場での流通量も限られています。
ロレックスやゼニス名義のエル・プリメロ搭載モデルとは異なり、同一ムーブメントを異なるブランドの文脈で味わえる希少な存在であり、ムーブメントの系譜や機械的価値を重視するコレクターにとって、非常に興味深い一本と言えるでしょう。

転載できる画像は用意できなかったためWatch Brothers London様のページを貼っておきます。

https://www.watchbrotherslondon.com/sales-corner/p/circa-1987-ulysses-nardin-421-22?srsltid=AfmBOopku0dPf3TvtKdToXvvZL0dZ5YA9DMoGjoNac6wiiQb75lg9lNR

はい、いかがだったでしょうか?
今日は
ユリスナルダンのクロノグラフ
を紹介してみました。
それでは、また次回の商品紹介でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!

この時計についての補足・指摘

誤りの指摘や仕様違い、年代情報などがあればぜひお寄せください。内容は確認のうえ反映します。


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