ブランド腕時計バイヤーの
いのえー です。
今日は...
ゼニスの
クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー マラカイト / 30.3400.3610/63.C916を紹介します!
機械式時計の歴史にその名を刻む「エル・プリメロ」。1969年の誕生から55年という節目に、私たちの国、日本のためだけに用意された特別なタイムピースが、この「マラカイト」モデルです。
まず目を奪われるのは、ゼニス史上初めて採用された天然石「マラカイト(孔雀石)」の文字盤でしょう。神秘的で硬質な光を放つ深いグリーンは、天然素材ゆえに55本すべてが異なる模様を持っており、すべてが「世界で唯一の個体」となります。この鮮やかなグリーンを、華やかで力強い18Kイエローゴールドのケースが包み込むコントラストは、まさにコレクターズアイテムと呼ぶにふさわしい圧倒的な気品を放っています。
内部には、伝統の1/10秒計測機能を備えた最新のハイビート・ムーブメント「エル・プリメロ 3610」を搭載。曜日、日付、月、そしてムーンフェイズを表示する複雑機構を38mmというクラシックなサイズに凝縮したその姿は、ゼニスの伝統と現代の技術の完璧な融合と言えます。
さらに、ストラップにはあえてコードバンレザーを合わせるという拘り。使い込むほどにオーナーだけの深い艶が増していくレザーの質感は、歳月を経て輝きを増すこの時計の価値をより一層引き立ててくれるはずです。
日本限定わずか55本。実機を目にする機会すら限られるこの希少な一本は、単なる時計を超えた「人生を刻む芸術品」と言っても過言ではありません。
バイヤー的視点で付け加えておくと、天然石文字盤は非常に美しく価値が高い反面、急激な温度変化や強い衝撃でクラック(ひび割れ)が入るリスクが高いです。そのため中古で手にいれる際には、ルーペで文字盤をくまなく観察すると安心ですね。もしひびが入っていたとしても、納得のいく価格なら買いですし、あらかじめわかっていれば扱い方も変わってくるでしょう。
今日は
ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー マラカイト
を紹介してみました。
それでは、また次回の商品紹介でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この時計についての補足・指摘
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