ブランド腕時計バイヤーの
いのえー です。
今日は...
ゼニスの
デルッカ / 02.0310.400を紹介します!
ゼニスは1865年の創業以来、一貫して自社一貫製造(マニュファクチュール)を志向し、
その地位を築き上げてきた稀有な時計ブランドです。
そのゼニスを象徴するムーブメントが、1969年に誕生した高振動自動巻クロノグラフ
エル・プリメロです。
本モデル Ref. 02.0310.400 は、
そのエル・プリメロを搭載した代表的なモデルのひとつで、
初期エル・プリメロの系譜を受け継ぐ完成形として
通称 「DE LUCA(デ・ルッカ)」 の名で広く知られています。
ファーストエル・プリメロの設計思想を継承しながら、
実用性と堅牢性を大きく高めたモデルとして、
長年にわたり世界中の時計愛好家から高い評価を受けてきました。
デザインは、現在のゼニスとは趣を異にする
クラシックかつスタイリッシュな佇まいが特徴です。
ホワイトダイヤルにはルミナス仕様のドットインデックスを配し、
視認性とスポーティさを両立しています。
また、回転ベゼルを備えることでクロノグラフとしての実用性を高め、
ねじ込み式リューズの採用により 100m防水を実現しています。
ケースバックはスクリューバック仕様。
内部にはエル・プリメロ Cal.400 を搭載するため、
ケースは比較的厚みのある構造となっており、
手に取った際には“エル・プリメロらしい存在感”を強く感じさせます。
この重量感と厚みも、デ・ルッカが「ツールクロノ」として評価される理由のひとつです。
ブレスレットは、
ハイポリッシュ仕上げとヘアライン仕上げを組み合わせた
ステンレススチール製コンビブレス。
当時のゼニスらしい質実剛健な作りで、
ケースデザインとの一体感も高く完成度の高い仕様です。
エル・プリメロを語る上で、
スポーティな方向性を明確に打ち出した完成形のひとつが
この デ・ルッカ Ref. 02.0310.400 であり、
後年のクロノマスター系モデルへと続く流れを理解する上でも
欠かすことのできない存在と言えるでしょう。
今日は
ゼニスのデルッカ
を紹介してみました。
それでは、また次回の商品紹介でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この時計についての補足・指摘
誤りの指摘や仕様違い、年代情報などがあればぜひお寄せください。内容は確認のうえ反映します。
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